ワゴン販売について

ワゴン販売とは

ワゴン販売とは、お菓子を並べ置いたワゴンをオフィスやレジ横に置かせていただいてお菓子を販売するものです。

お金はお客さん自身で箱に入れていただきます。店員もおつりもありません。

ワゴン販売開始までの道のり

〜ワゴン販売の着想を得る〜

 ワゴン販売の着想を得て早速、ワゴンに手作り看板をつけて整え、ワゴン販売の資料も作って、いざワゴンを置かせていただけないかと地元の飲食店を2~3軒訪問してみました。

しかし、その当時はいいお返事はいただけず、ワゴンは物置で待機状態に入りました。

〜コロナウイルス到来〜

 ワゴン販売のことを忘れそうになるくらい時が経ったころ、世の中はコロナ感染が拡大していきました。

お菓子の問屋さんでは、旅行やイベントで配られるはずだった袋詰め用のお菓子がほとんどキャンセルになり、賞味期限のせまったお菓子が山のようになって半額などで売られるようになりました。問屋さんは困っていました。

 だがしのはるくん。では、微力ながら問屋さんの力になれたらと、その賞味期限のせまったお菓子を買えるだけ買いました。売る先のあてなどありませんでしたが。
とりあえず買ってきたお菓子を袋詰めにして、利益無しの仕入れ値のままの値段をつけ、「問屋さんを助けてください」と書いた段ボール箱に入れ、置かせていただけるところを探しました。

〜ワゴン販売ついに開始〜

 そうして、「売れるかどうかわからないけど、置いていいよ」と言ってくださったのが「特別養護老人ホームせんねん村」さんでした。

お菓子とお金を入れる箱を置かせていただき、1週間後残りを引き取りに伺うと、なんと50袋ほどあったお菓子は全て売れていました。皆さんのお気持ちがとてもうれしかったです。
他にも、店長のはるくんがいつもお世話になっているヘルパーさんの事業所でもたくさんのお菓子を買ってくださいました。

 その後、せんねん村さんでは、ワゴンも置かせていただけることになり、ワゴン販売が始まりました。その1年後、せんねん村さんの紹介で、「西尾老人保健施設」でも置かせていただけることになり、現在2箇所で稼働しています。